銀行員の用語集

金融全般の用語をここで

2018-05-05から1日間の記事一覧

信託受益権とは

信託期間中に受益者が信託財産から生じる収益を受け取る権利及び信託期間が終了したときに元本である財産を受け取る権利のこと。権利の内容は信託契約等において具体的に定められる。 (出典 国交省 不動産証券化に係る用語集(50 音順)) 信託受益権とは、…

ストラクチャードファイナンス(Structured Finance)とは

企業の信用力に依拠するのではなく、資産や事業から生じるキャッシュフロー又はその資産や事業の価値を裏付けとして証券の発行等を通じて資金調達を行う金融取引のこと。証券の元利支払いが、対象資産からの収益及び処分価値にのみ依存する資産流動化商品等…

導管性とは

導管性とは、法人課税を回避し、配当課税等との二重課税を回避する仕組み。証券化では、不動産からの収益を直接投資家に分配することが重要なため、ビークルの利益に対して法人税が課税されることなく投資家に対して配当に回すことができる仕組みとして活用…

ファンドマネージャーとは

年金基金、信託財産、投資信託財産、不動産ファンド等について投資計画を策定し、自主判断による継続的投資を行う運用担当者のこと。運用に関する責任を負うため、単に専門的知識だけではなく、豊富な経験と適格な判断力等が要求される。 (出典 国交省 不動…

リスクプレミアム(Risk Premium)

リスクのある資産の将来収益の期待値のうち、リスクがないとされる資産の将来収益の期待値を上回る部分をいう。リスクプレミアムを計る無リスク資産としては、一般的に長期国債が用いられることが多い。 (出典 国交省 不動産証券化に係る用語集(50 音順))…

メザニンファイナンスとは

企業の資金調達手法のひとつで、劣後ローンやハイブリッド証券(劣後債、永久債、優先出資証券、優先株など)発行による資金調達のこと。普通社債や借り入れなどのデットファイナンスと、株式発行といったエクイティファイナンスの中間に位置付けられ、企業…

ハイブリッドファイナンスとは

ハイブリッドファイナンスとは、資本と負債の特徴を有する証券等によるファイナンス手法をいう。ハイブリッド証券・ハイブリッドローン等による資金調達手段であり、メザニンファイナンスの一種。劣後債、劣後ローン、永久債、優先出資証券、優先株などによ…

タームシート(Term Sheet)とは

条件規定書。プロジェクトファイナンス・アセットファイナンスにおいては、契約書作成の前段階として、契約の要点につき関係当事者間の合意を形成するために、セキュリティーパッケージや各種リスク負担を記載した 書類を交渉のたたき台とするケースが通常で…

プロジェクトファイナンスとは

企業の信用力に依存することなく、計画されている新規事業が生み出すキャッシュフロー等に返済原資を限定する融資形態のこと。不動産を証券化する場合、事業関係者の出資により設立された特別目的会社(SPC)等への融資として利用される。事業主が全面的に負…

格付け(Rating)とは

企業の発行する社債等の債権、あるいは企業そのものの健全度・信用度等をランク付けしたもので、債権の元利払いの確実性(デフォルトの可能性)を、投資家向けに特定の記号で表す。格付けを行うのが格付機関であり、格付投資情報センター(R&I)、日本格付研…

匿名組合とは

オリジネーター(原資産保有者)から譲渡された資産を裏付けとして証券化商品を発行する際、資産を保有する器として利用されるSPV の一つ。商法上の組合に該当し、契約の一方の当事者(匿名組合員)が、相手方(営業者)のために出資し、その営業から生じる…

プロパティマネジメント(Property Management)とは

不動産所有者・アセットマネージャー等から業務委託を受けて行う投資対象不動産の収益向上等を目的とした不動産の運営・管理業務のこと。運営・管理業務には、テナント管理業務として新規テナント募集及び契約条件の交渉や日常的な窓口業務、物件管理業務と…

リファイナンスとは

一般に資金の再調達を行うことをいう。企業・事業等の存続・継続を前提に、既存の資金調達方法に変更の必要性(債券・借入等の償還・返済期限の到来、自社株等の償却等)が生じた場合、元本の償還・返済原資や自社株等償却原資を確保するため、新規に資金調…

レバレッジ効果とは

投資用資産を取得する際の資金調達を自己資本と借入金を組み合わせて行うことで、全額自己資本で調達した場合よりも自己資本に対する利回りが向上する効果のことをいう。不動産証券化では、自己資本に対応する部分がエクイティに相当し、借入金に相当する部…

不動産投資信託とは

投資家から集めた資金と主として不動産等で運用し、その運用益を投資家に分配する集団投資スキームの一つ。「投資信託及び投資法人に関する法律」が定める制度には投資信託制度と投資法人制度があり、前者の形態を契約型投信、後者を会社型投信ともいう。200…

不動産鑑定評価手法とは

不動産鑑定評価制度に基づき「不動産鑑定評価基準」に準拠して不動産鑑定士が実施することとなっており、原価法、取引事例比較法及び収益還元法の3手法に大別される。収益還元法は、対象不動産が将来生み出すであろう純収益の現在価値に着目した不動産価格…

不動産鑑定評価書とは

不動産鑑定評価書とは、不動産鑑定士等が不動産鑑定評価基準に基づいて、評価対象不動産の適正な価格を表した文書のことをいう。国土交通省の定める不動産鑑定基準に基づいて評価されており、信頼性が高く、裁判などの立証資料としても採用される。不動産鑑…

土壌汚染調査レポートとは

土壌汚染対策法や地方自治体が定めた条例等に基づく土壌汚染調査や、不動産取引等において対象土地の汚染リスクを確認するため土壌汚染調査を行い、報告を行うもの。その調査項目や範囲は、調査目的によって、土壌汚染対策法で定められた物質・範囲や、自主…

特定目的会社とは

資産を取得・保有し、その資産を裏付けにした証券を発行して資金を集めることを目的として設立された法人のこと(資産流動化法第16 条以下)。不動産の流動化・証券化の核となる組織で、一定の税制上の優遇措置が与えられている。実態のない器(ビークル)で…

TMKとは

特定目的会社(Tokutei Mokuteki Kaisha)の略称。 資産を取得・保有し、その資産を裏付けにした証券を発行して資金を集めることを目的として設立された法人のこと(資産流動化法第16 条以下)。不動産の流動化・証券化の核となる組織で、一定の税制上の優遇…

キャップレート(Cap Rate または Rate of Capitalization)とは

還元利回りと同義。還元利回り 純収益(NOI)を元本に変換する際に用いる利回り。すなわち、純収益=元本×還元利回り。不動産の鑑定評価(Valuation)の際に、その不動産から生じる純収益を、還元利回りで割れば、その不動産の評価額が算出される。キャップ…

ビークル(Vehicle)とは

資産の証券化などに際して、資産と投資家とを結ぶ機能を担う組織体をいう。 資産から生じる利益を投資家に運ぶことから、乗り物や媒体を意味するVehicleと呼ばれる。あるいは、実物資産ではなく資産の価値を保有することに着目して、「器(うつわ)」と呼ば…

貸出前提条件(Conditions Precedent)とは

プロジェクトファイナンスやアセットファイナンスのローン契約においては、契約の調印後、規定された一定の条件が借入人によって成就されて初めて金融機関の貸出義務が発生する、という構成になっており、この条件のことを貸出前提条件という。その主要な内…

ハンズオン(hands on)型とは

投資先企業の経営に徹底的に関与する投資形態。役員等の派遣、種類株式の活用等を通して、ビジネスプランニング、経営チーム組成、アライアンス構築、特許管理、ファイナンス等を指導する。(逆に、投資先企業の経営にあまり関与しない投資形態は、ハンズオ…