銀行員の用語集

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アレンジメント・フィーとは

主に、融資団を組成するための手数料で、資金調達開始時にかかる初期費用。

(出典 新日本有限責任監査法人ホームページ)

 

アレンジメントフィーとは、アレンジャー(幹事金融機関)が行う業務、すなわち、シンジケート団の組成に際して、参加金融機関の募集、貸出条件の設定や交渉、契約書の作成及び調印式のアレンジ等に係る手数料。

(出典 コンパッソ税理士法人ホームページ)

 

アレンジメントフィーは、貸付自体に関わる対価ではなく、借入人からの依頼に基づきアレンジャーにより貸付とは独立して別途提供される業務であるアレンジメント業務の対価としての性質及び内容を有するものと理解される。

金融機関等によるアレンジメント業務は、貸付業務と関連する面はあるものの、あくまでもそれとは別個独立した業務としての性質及び内容を備えたものと理解される。この点につき、調達企業等への与信の実現に向けて、アレンジャー自らが資金拠出を行うことが当然に要請される訳ではなく、市場等からの外部資金の導入により賄うことも十分にあり得ることに留意する必要がある。即ち、実務上、金融機関又は金融機関以外のアレンジャーがアレンジメント業務のみを行い、貸付自体には参加せず、アレンジメントフィーのみを徴求するケースもある。アレンジメントフィーが独立した業務への対価としての性質を有することの証左の一つと言えよう。

(出典 平成 21 年 6 月 22 日金融法委員会  論点整理:シンジケートローン取引におけるアレンジメントフィー/エージェントフィーと利息制限法及び出資法) 

 

アレンジメントフィーは、貸付人全体ではなく、アレンジメント業務の対価としてアレンジャーに対して支払われるものであり、その額や算定方法及びアレンジャーと実際の貸付人とが分離し得る点等に照らして見ても、従来から利息に含めて請求されていた通常のコストや手数料とは明らかに質的に異なるものであると解される(貸付人が複数の場合であっても、アレンジメントフィーは、例えば複数の貸付人に(按分して)支払われるのではなく、あくまで貸付自体とは区別されたアレンジメント業務の対価としてアレンジャーのみに支払われるのであって、従来から利息に含めて請求されていた可能性がある資金調達コストが(利息の一部として)各貸付人にそれぞれ支払われることと比較しても、両者はおよそ異質のものと評価することができる。)。

 (出典 平成 21 年 6 月 22 日金融法委員会  論点整理:シンジケートローン取引におけるアレンジメントフィー/エージェントフィーと利息制限法及び出資法)