銀行員の用語集

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TMKとは

特定目的会社(Tokutei Mokuteki Kaisha)の略称。

資産を取得・保有し、その資産を裏付けにした証券を発行して資金を集めることを目的として設立された法人のこと(資産流動化法第16 条以下)。
不動産の流動化・証券化の核となる組織で、一定の税制上の優遇措置が与えられている。実態のない器(ビークル)であるため、特定資産の管理・処分の業務は信託会社等に信託しなければならない。但し、特定資産が不動産である場合には、財産的基礎等を有する者(不動産業者等)に委託することができる。
事業終了後には解散する。
特定目的会社の業務は、資産流動化計画に基づいた特定資産の流動化に制限され、原則として他業務を行うことは禁止されている。なお、特定資産は不動産、指名金銭信託、これらの信託受益権に制限されていたが、2000 年の法改正で広く財産権一般に拡大された。
また、特定目的会社のことを一般的にSPC(Special Purpose Company)ということが多いが、資産流動化法に基づかないで株式会社や合同会社形態による特別目的会社を設立して流動化する方法もあり、これらについてもSPC(特別目的会社、Special Purpose Company)と表記することもある。但し、特定目的会社については、資産流動化法上の特定目的会社以外に、商号中に特定目的会社の文字を用いてはならないとしている。なお、特定目的会社と特別目的会社を区別するために、特定目的会社をTMK(Tokutei Mokuteki Kaisha)と表記することもある。

(出典 国交省 不動産証券化に係る用語集(50 音順))