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インプライドボラティリティとは

オプション取引におけるテクニカル分析指標の一つで、将来の変動率(ボラティリティ)を予測したもの。予想変動率ともいう。

オプション取引のボラティリティの算出方法は2種類ある。1つは過去のデータに基づいて統計的に算出するヒストリカルボラティリティ。もう一つが市場で取引されている実際のオプション価格から逆算して導き出されるインプライド・ボラティリティ(Implied Volatility、IV)である。

インプライド・ボラティリティの計算にはブラックショールズモデルなどが用いられ、原資産価格、権利行使価格、金利、残存期間、原資産のボラティリティという構成要素からオプション価格(理論価格)を算出する。実際の市場オプション価格をもとに同方程式の構成要素である原資産のボラティリティを逆算するアプローチも可能。算出されたインプライド・ボラティリティには市場参加者の予測や期待などが反映されている。

(出典 野村證券ホームページ)

 

変動率を意味するボラティリティには、ヒストリカル・ボラティリティとインプライド・ボラティリティがあります。
インプライド・ボラティリティ(Implied Volatility、IV)は、将来の変動率を予測したもので、予想変動率ともいいます。オプション取引は将来の予測ですので、変動率も“将来の変動率”を利用します。この将来の変動率には、市場関係者における将来の予想(人気、期待度など)が反映されています。

予想変動率は、ヒストリカル・ボラティリティ(実際の過去の相場の変動率)を基に、今後の相場動向の予想や需給関係を加味して決定されます。
予想変動率の理論値を計算する方法はありませんが、上場オプションの場合は、オプション価格(プレミアム)で取引されているので、ブラック・ショールズ・モデルを使ってプレミアムから逆算し、インプライド・ボラティリティを計算しております。

一方、ヒストリカル・ボラティリティ(Historical Volatility、HV)は、過去のデータに基づいて算出した将来の変動率で、歴史的変動率ともいいます。日々の原資産価格の変化率の平均値として計算されるもので、統計学でいう標準偏差(σ-シグマ)にあたります。歴史的変動率は、予想変動率を推測するのに使われています。

(出典 マネックス証券ホームページ)

 

オプション取引で用いられる用語で、株式、為替、債券、コモディティなどの原資産価格の将来の変動率(ボラティリティー)を予測したもの。
「予想変動率」とも呼ばれ、英語表記「implied volatility」の略で「IV」ということもあります。オプションの現在のプレミアムを基に逆算して算出します。市場参加者の将来の予想(人気、期待度など)が反映されるもので、インプライドボラティリティーが高い場合は、そのオプションの買い需要が多く(売り需要が少ない)、低い場合は売り需要が多い(買い需要が少ない)と判断できます。

(出典 大和証券ホームページ)

 

インプライドボラティリティとは予想変動率ともよばれ、IVで表すこともあります。現在のオプション価格から将来の変動率を予測したものです。このオプションは今後だいたいこれくらいの価格で取引されるだろうという理論的な数値のため、実際とは差がでることもよくあります。インプライドボラティリティが高い場合はその後下落する可能性が高く、逆に、インプライドボラティリティが低い場合はその後上昇する可能性が高いとされています。

(出典 東海東京証券ホームページ)