銀行員の用語集

金融全般の用語をここで

MM理論とは

モデリィアー二とミラーという2人の学者が提唱した資本の構成に関する定理のことをMM理論と言います。資本市場の完全性の仮定と、企業も投資家も無リスクの利子率で借入が可能という仮定を前提に企業価値を考えたときに、将来生み出すキャッシュフローによってのみすべてが決まってしまうことになるため、最適な資本構成などという言うものは存在しないという理論のことを言います。これは、法人税を無視すれば企業価値は資本構成によって変化しないという結論を意味します。

(出典 東海東京証券ホームページ)

 

モディリアーニ(Modigliani)とミラー(Miller)の、2名の学者が提唱した資本構成に関する命題。(1)資本市場の完全性、(2)企業も投資家も無リスクの利子率で借入や貸出が可能、という2つの仮定の下では、企業価値は資産の生み出す将来キャッシュフローによって決まり、最適な資本構成は存在しないとする考え方などがある。

(出典 野村證券ホームページ)


MM理論とは、F.Modigliani(モディリアーニ)とM.H.Miller(ミラー)の二人の経済学者が発表したものである。その第1命題は「資本構成は企業価値とは無関係である」というもので、「完全な資本市場を前提とすれば、企業の価値は企業の保有している資産によって決まるのであって、企業の経営者がその資金をEquityで調達しようとDebtで調達しようと、企業価値は変わらないし、変えられない」というもの。
しかし、現実には「完全な資本市場」は存在しないので、どのように資金を調達するかという財務判断は、結果的に企業価値に影響を与える。

(出典 山田コンサルティンググループホームページ)

 

モジリアニ・ミラーの命題(MM命題)とは、税金や取引に関わる諸経費が存在しない「完全市場」においては、資本構成(負債と株主資本の組み合わせ)は企業価値に影響を与えないとする第一命題と、投資政策に変更がなければ、企業の市場価値は配当政策によって影響を受けないとする第二命題から構成される。

第一命題は、たとえ話として「1枚のピザを2つに切っても4つに切っても、ピザ全体の価値は変わらない」といえる。

第二命題は、あなたが会社の唯一の株主としたとき、会社の利益を内部留保しようが、配当として個人に還元しようが、価値は変わらないと考えればよい。

なお、法人税などが存在する「不完全市場」においては、負債を持つ企業の方が、企業価値が高いと言われる。というのも、支払い利息が節税効果をもたらすからである。

(出典 グロービス経営大学院ホームページ)