銀行員の用語集

金融全般の用語をここで

貸倒引当金とは

貸付金やその他の債権が相手先の破産などにより回収不能となる危険に備え、取立不能見込額を予め準備する目的で、引当計上します。表示上は資産の控除項目として資産の部に計上します。
生命保険会社では、資産の自己査定にもとづき、貸倒実績率等合理的な方法により算出した一般貸倒引当金の他、個別貸倒引当金、特定海外債権引当勘定を貸倒引当金に計上します。
*個別貸倒引当金
個別の債務者に対する貸付金などについて、回収不能または回収不能の懸念がある場合に、その回収不能額または回収不能見込額を当期の費用として計上します。
*特定海外債権引当勘定
発展途上国や国内情勢の不安定な国など、特定の海外向け貸付の回収不能額または回収不能見込額を算出し計上します。

(出典 第一生命保険ホームページ)

 

貸倒引当金とは、債権が回収不能となった場合に備えて、あらかじめ各期の利益から積み立てておくリスク回避のための引当金のことである。

企業には、通常の営業活動を行う中で売掛金や貸付金・受取手形といった債権が生じるケースが少なくないが、額の大小に関わらず、取引先企業の倒産などさまざまな事情によってこうした債権のすべてが必ずしも回収できるとは限らず、貸し倒れを起こすことも多々ある。

債権が回収不能に陥ってしまうことは経営する上で大きな損失となるが、リスクに応じて貸倒引当金を準備しておけばダメージを最小限に抑えることができるため、リスクマネージメントの観点からは貸倒引当金は非常に重要な資金となる。

特に、金融機関においては融資先ごとに不良債権の可能性を細かく分析して貸倒引当金を積んでいるケースが多い。

特殊な性質の負債であるため、会計上では貸倒引当金は貸方に計上される勘定科目であるが、貸借対照表においては資産から控除されることになる。

(出典 マネーフォワードホームページ)

 

貸倒引当金とは、売上債権の回収不能時の損失に備える引当金のことです。将来の債権回収を債務者ごとに見積った個別のものと過去の貸し倒れの実質率に基づいた2種類があります。売上債権は計上額すべてを回収できるとは限らず常に信用リスクが存在するため、貸倒引当金は抽象的な概念であり貸倒引当金に相当する資金が現実に存在するわけではありません。貸し倒れが発生した時はその債権を貸方に記入すると同時に同額を借り方にも記入します。

(出典 東海東京証券ホームページ)