銀行員の用語集

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基準割引率および基準貸付利率とは

日銀が民間の金融機関に直接資金を貸し出すときの基準金利。2001年2月に導入された補完貸付制度(ロンバート型貸出制度:金融機関が一定の条件のもとで、あらかじめ差し入れた担保の範囲内で日銀から借り入れを行うことができる制度)に適用される金利で、金融市場における短期金利(コールレート)の変動上限になっています。かつては公定歩合と呼ばれ、日本銀行の政策金利として機能しており、預金金利や為替レートにも強い影響を持っていましたが、政策金利が無担保コール翌日物金利(オーバーナイト・レート)に変更され、公定歩合に「政策金利」としての意味合いがなくなったことを受けて、日銀が2006年8月に「公定歩合」という呼称を「基準割引率および基準貸付利率」に変更しました。

(出典 SMBC日興証券ホームページ)

 

日本銀行が、個別の金融機関に対して資金を貸し出す際の基準金利のこと。従来は公定歩合と呼ばれていました。規制金利時代には、預金金利などの各種の金利が公定歩合に連動していたため、公定歩合が変更されると、こうした金利も一斉に変更される仕組みになっており、日本銀行の金融調整に利用されるなど、主要な政策金利となっていました。しかし、金利自由化で公定歩合と預金金利の直接的な連動がなくなったことで、政策金利としての役割を終えました。2006年に「公定歩合」から「基準割引率および基準貸付利率」に名称が変更され、基準貸付利率は短期の市場金利の事実上の上限としての役割を担うようになっています。

(出典 三井住友アセットマネジメントホームページ)

 

日本銀行が金融機関に直接資金を貸し出す時の基準金利であり、従来は「公定歩合」と呼んでいたもの。

日本銀行が民間金融機関に対して貸出を行う際に適用する基準金利である。従来「公定歩合」と呼ばれていた。かつては公定歩合を引き上げたり引き下げたりすることが、金融政策の基本手段であったが、現在はオペレーションが金融政策の中心的手段となっている。

(出典 金融広報中央委員会ホームページ)

 

中央銀行(日本では日本銀行)が民間金融機関に貸し出しを行なう際に適用する基準金利のこと。2006年以降、公定歩合という名称はなくなり、「基準割引率および基準貸付利率」と称されるようになった。日本銀行が金融機関に直接資金を貸し出すときの基準金利であり、従来は公定歩合と呼んだものです。かつて公定歩合は政策金利の根幹に当たる最重要な金利でしたが、今は完全に金利の自由化が行なわれていることに加え、1999年から行なわれたゼロ金利政策によって、実質的に政策金利としての意味合いがなくなりました。結果、現在では政策金利は「無担保コール翌日物金利」がその役割を担っています。政策金利はすべての市場関係者がその動向を注視していますが、昨今では日銀の買い入れにより無担保コール翌日物がマイナス金利になった他1年物短期国債までもマイナス金利になっており、金利水準というものが持つ意味合い自体が、大きく変わってきています。

(出典 東海東京証券ホームページ)