銀行員の用語集

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コモディティスワップとは

非鉄金属価格や原油価格などの商品価格を対象とし、商品価格と金利等を交換するスワップ取引。別名「商品スワップ」。

(出典 野村證券ホームページ)

 

スワップ取引とは、「将来のある時点におけるコモディティ価格を現時点の相場で固定化するために用いられるデリバティブ商品」です。
 例えば、船会社が将来購入することが決まっている重油のうち、現時点では価格が未決定である場合に、仕入れ先との交渉で重油そのものの価格を決定する方法ではなく、デリバティブ取引を組み合わせることで固定化の経済効果が得られます。

(中略)

 コモディティスワップ取引を実施するにあたっては、あらかじめ以下の情報を相手方の金融機関に伝える必要があります。
 ・将来の時点とはいつか(一時点である必要はなく、2018年4月~ 1年間なども可)
 ・どれくらいの量の現物価格を固定化させたいか
 また、スワップ契約と現物の調達契約はそれぞれ独立した取引であり、互いの取引に影響されることはありません。例えば、12月に購入する予定だった重油購入契約が翌月にずれ込んだとしても、スワップ取引に何らその効果は及ばないため、変更等の対応を別途行わなければヘッジ効果が低下する可能性があります。
 コモディティスワップ取引の構造は金利スワップや通貨スワップ等、他のスワップ取引と何ら変わりはありませんが、原資産取引が金融取引ではないために生じる違いもあります。コモディティスワップ取引の場合、原資産となる現物価格は多岐にわたり、その一つ一つすべてに先物市場があるということはあり得ません。前述のプレミアム等も勘案すれば、現物価格とスワップ取引の変動価格(指標価格)が完全に一致することはごくまれなケースと考えられます。指標が完全に一致しない(100%のヘッジにならない)ことを、「ベーシスリスク」と呼び(ます)。

(出典 JOGMEC独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構アナリシス/石油・天然ガスレビュー「コモディティデリバティブと企業のヘッジニーズ」2018年3月)

 

コモディティスワップとは、商品先物取引とも呼ばれ原油やトウモロコシなどの商品の値段が変動するリスクを回避するために誕生した取引手法です。取り扱う商品が原油であれば、その価格にはWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)の価格が使われることが多いです。商品価格と金利を交換することをコモディティスワップといいます。商品スワップとも言います。商品先物会社や、その取引所の会員がその取引をしています。

(出典 東海東京証券ホームページ)

 

エネルギーや非鉄金属などの商品価格を対象とするスワップ取引。商品スワップ。
[補説]例えば、原材料として石油製品を調達する企業が金融機関とスワップ取引を締結する場合、企業は金融機関に対して、あらかじめ取り決めた固定価格を支払い、金融機関は企業に対して、特定の原油価格指数と連動した変動価格を支払う。これによって、ワップの売り手となる企業は価格変動リスクを回避し、固定価格で原材料を調達できる。一方、スワップの買い手となる金融機関は、固定価格が変動価格を上回っている限り、利ざやを稼ぐことができる。

(出典 デジタル大辞泉)