銀行員の用語集

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財政とは

私たちが健康で豊かな生活を送るためには、国や地方団体に、学校教育や医療など、様々な「公共サービス」を提供してもらう必要があります。
しかし、国などが公共サービスを提供するにはお金が必要です。そのためのお金を国民みんなが出し合って(税金)、みんなの生活に役立つことに使っていく活動を「財政」といいます。

(出典 財務省/財政学習教材「日本の財政を考えよう」平成30年 4月)

 

財政とは、一般的に地方自治体や国が行う経済の活動のことを指します。日本国内での民間の経済活動において消費者と生産者が各々、効用や利潤を大きくする為に自由に経済の活動を行います。その為に民間の経済は市場経済と呼ばれています。その一方で財政ですが社会の全体の利益が大きくなるように行われます。財政の根幹となっているのは日本国民から徴収している税金となっており具体的には公的な機関から民間へのサービス等があります。

(出典 東海東京証券ホームページ)

 

政府が民間から,租税,社会保険料を徴収したり,公債を発行することで資金を借入れることにより,それを原資として支出する一連の経済活動をいう。国防をはじめ,外交,司法,警察,教育といった国の安全と社会生活の維持に必要なサービス,また,道路,港湾,上下水道などの社会資本の建設は,企業や家計の経済活動だけでは十分でなく,このような仕事を行うのが政府であり,こうした政府の活動を歳出・歳入という収支面,経済面からとらえたものが財政である。ただし,この政府という言葉の範囲は,国だけでなく都道府県や市町村といった地方公共団体をも含む場合がある。また,財政には国民あるいは住民の立場からこれが適正に行われるよう,公法上さまざまな制約が設けられている。その一つは主権者,国民または住民の代表である議会によるコントロールで,国の場合,日本国憲法第 83条に「国の財政を処理する権限は,国会の議決に基づいて,これを行使しなければならない」と規定されている。この国会の議決は,財政監督の機能が空洞化しないようできるかぎり具体的なものでなければならない。予算ないしは支出などの議決,決算の承認,内閣の財政報告義務はこの原則の具体的表現であり,租税法律主義 (憲法 84) にも財政監視の意義が認められる。また帝国憲法では,皇室経費については,これがいったん定められると,増額の場合のほか,議会は議決権を有しなかったが,現行の制度はこのような例外を認めていない。帝国憲法時代において皇室財産の性格が曖昧であったのは一掃され,明確に国有財産とされるにいたっており (88条) ,財政民主化が徹底している。さらに内閣から職務において独立した会計検査院によって,国の収入支出の決算が検査される (90条) 。帝国憲法のもとでは,政府の機密費に関しては会計検査院の検査が行われなかったが,現行制度においてはそのような例外は認められていない。公の財産の支出に関しては宗教上の組織若しくは団体の使用,便益若しくは維持のため,又は公の支配に属しない慈善,教育若しくは博愛の事業に対して支出・利用提供を制限し (89条) ,国会の議決の内容に憲法みずから制約をおいている。これは公の財産の支出,供用によって,信教の自由や教育などの社会事業の自由がそこなわれることと公金の浪費とを予防するための規定である。地方公共団体の財政については,地方自治法,地方財政法,地方税法などの法律に規定があり,国の財政と同様の趣旨で運営されているが,さらに住民自身によるコントロールを加えているのが特に目立つ相違点である。すなわち,地方自治法にみられる直接請求の一つとしての監査請求のほか,署名収集を要せず,争訟形式での財政監督として提起される住民監査請求,住民訴訟がある。住民訴訟は,納税者訴訟 tax payers suitの一類型で,イギリス,アメリカに起源するもので,住民自治が財政に及んだ例である。

(出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

 

1 国または地方公共団体が、その存立を維持し活動するために必要な財力を取得し、これを管理・処分する一切の作用。
2 個人・家庭・団体などの経済状態。かねまわり。

(出典 デジタル大辞泉)

 

① 国または地方公共団体などが行政活動や公共政策の遂行のために行う、資金の調達・管理・支出などの経済活動。
② 企業・家庭・個人などの経済状態。ふところ具合。 「今月の我が家の-は苦しい」 〔「改訂増補哲学字彙」(1884年)に英語 finance の訳語として載る〕

(出典 大辞林 第三版)