下げ基調にあった相場が、行き過ぎた懸念や時間の経過などから下げにくくなる状態のこと。業績に対する懸念からA社の株式には売りがかさみ、株価は大きく下落していたが、徐々に売り材料が出つくしになり、株価は下げ渋ってきた。下げ局面はつい悲観的になりがちですが、永遠に下がり続ける株価はありません。倒産しない限り、どこかの段階で株価は徐々に下げ渋り、大底を打ちます。そして、大底を打った時点の株価が、本来、その企業が持っている価値から見て割安の水準になっていた場合は買い戻しが入り、ある程度の水準まで戻します。したがって株価が大きく下げている銘柄に関しては、下げの要因が企業の存続に関わる問題なのかどうかを見極めるとともに、あくまでも一時的な要因で下げている場合は、底値を拾いに行くという戦略も有効です。ただし、どこが株価の大底になるのかは、プロの投資家でも分かりづらいことなので、数回に分けて投資するというのも、有効な手だての1つです。
(出典 東海東京証券ホームページ)
下落していた株式相場などの勢いが弱まり、下げ止まること。また下落しそうな状況なのに下落しないこと。
(出典 野村證券ホームページ)
下がりかけた相場が下げそうでなかなか下がらない状態。
⇔伸び悩む
(出典 三井住友DSアセットマネジメントホームページ)
下げていた相場がちょっと底をついた感じとなり、まだ下げそうで案外下がらぬ状態にあることで、「下渋る(したしぶる)」ともいう。
(出典 日本商品先物振興協会ホームページ)
下落相場の動きがとどまる状態
(出典 日本取引所グループホームページ)