銀行員の用語集

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CSA(しーえすえー、Credit Support Annex)とは

Credit Support Annexの頭文字。金利や為替スワップなどの店頭デリバティブ(派生商品)取引を行う際に、当事者と相手方の間で結ぶ契約のことで、市場動向やリスクに応じて相互に担保資産を差し入れる取り決めをする。その際の契約書形式としては、デリバティブ取引に関する国際的な業界団体であるISDA(International Swaps and Derivatives Association)が定めるマスター(主)契約に従うのが通例である。CSAはマスター契約書に付随して追加される契約を指し、エクスポージャーと呼ぶ取引額に対して双方が差し入れる担保資産の種類や評価のタイミングなどについて取り決める。 

店頭デリバティブの取引相手が経営破たんすると、取引契約が不履行となりエクスポージャーに損失が発生する。取引相手の破綻リスクをカウンターパーティ・リスクと呼ぶが、金融市場の混乱時にはカウンターパーティ・リスクが連鎖し、金融市場全体の信用不安につながる懸念が高まる。CSAで取り交わす店頭デリバティブ取引の担保契約はこうしたカウンターパーティ・リスクを抑える上で、一定の効果があるとされる。

(出典 野村證券ホームページ)

 

CSAとは、「Credit Support Annex」の頭文字をとったものです。金利や為替スワップといった店頭デリバティブの取引をする際に、当事者と相手方で市場動向やリスクなどによって相互に担保資産を差し入れる取り決めをする契約を結ぶことをいいます。契約書形式は、ISDAが定めているマスター契約に従うのが一般的で、マスター契約書に付随される契約をCSAと呼び、エクスポージャーと呼ばれる取引額に対し、双方が差し入れる担保資産の種類や評価のタイミングなどの取り決めを行います。

(出典 東海東京証券ホームページ)

 

Credit Support Annexの頭文字。店頭デリバティブ取引を行う際に、取引者間で個別に結ぶ担保差し入れ契約のこと。ISDA(ISDAご参照)マスターアグリーメントの付随的な契約とするのが一般的であり、市場動向やリスクに応じて相互に担保資産を差し入れる取り決めをする。これにより、店頭取引(店頭取引ご参照)に伴うカウンターパーティリスクを低減させる効果がある。

(出典 三菱UFJ信託銀行ホームページ)

 

カウンターパーティ・リスク量の削減に向けた取組みとして、取引当事者間での CSA(Credit Support Annex)の設定が挙げられる。CSA とは、エクスポージャーを保全するために、2 者間で相互に担保資産を差し入れる契約のことを指す。
CSA によって、市場価格や取引相手の信用リスクの変化に応じて、きめ細かに担保の差し入れを行うことで、カウンターパーティ・リスク量の決定要因のうち、エクスポージャーあるいは損失率を低下させることができる。これによって、カウンターパーティ・リスク量の急増を防ぐことが可能である。近年では、CSA を活用した担保付デリバティブが主流となってきている。

(出典 日銀レビュー 2012-J-7)