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C重油(しーじゅうゆ)とは

重油の種類は、動粘度(粘度/密度)の少ない順に、A重油、B重油、C重油の3種類に分類される。C重油は、原油をガソリンや灯油などに分留して最後に残った燃料成分で、船舶用の大型ディーゼルエンジン、火力発電所や地域冷暖房用の大型ボイラーなどの燃料に使われる。不純物が多いため環境負荷が高く、国内では産業用の需要は減少傾向にある。JXTGエネルギーと電力会社などの大口需要家との間の価格が指標となっている。

(出典 野村證券ホームページ)

 

C重油とは原油という物に対してガソリンとなる成分や灯油となる成分を分留した結果に最後に残った物で船舶用のディーゼルエンジンや火力発電所や地域冷暖房用の大型ボイラー等の燃料として使用されます。使用する事によってかかる環境負荷が高いデメリットを抱えていますが、その反面、ガソリンや灯油を作成する際に付属でついてくる物としての価値が低い特徴が存在しており、またコストが低い事から大型の機械で輸送を行う場合にかかるコストも同時に低くなるというメリットがあります。

(出典 東海東京証券ホームページ)

 

JIS規格による重油の分類で、最も動粘度が高いもの。船舶用の大型ディーゼルエンジン、工場や発電所、地域冷暖房などの大規模ボイラーの燃料などに用いられる。

(出典 石油エネルギー技術センター用語集)

 

Fuel Oilの略で原油からガソリン、軽油や灯油などを分留して最後に残った燃料成分。重油はJIS規格によって油の粘度別にA、B、Cと大きく三種類に分かれる。外航大型船ではこのうちもっとも粘度の高いCグレードを用いる。VLCCで一日100tを消費する。

(出典 出光タンカーホームページ)

 

重油はJIS規格により動粘度で1,2,3種に分類されているが,慣用呼称としてこの順にA,B,C重油の名前で取引されている。 これは米国で,古くからBunker A,B,Cの呼称があり,受け継がれてきたのであろう。 また,重油のJIS規格には動粘度の他に引火点,残留炭素分,水分,灰分や硫黄分などについても規定がある。 
 重油はかつて石油の主流製品であったが,自動車の普及と産業構造の大きな変化により減少し,B重油はほとんど姿を消し, 石油製品のうち12%がA重油,16%がC重油となっている。 
 A重油の動粘度(50℃,以下同じ)規格は,20 mm2/s以下で,加熱なしで使用ができる。 一方,C重油の方は高粘度のため,使用時に加熱が必須である。このC重油の動粘度規格は時代とともに変化し, 特に1978年にそれまで1号から4号までの動粘度が50~400 mm2/sの範囲であったものが,製造技術面も考慮して見直しがあり, 1号から3号で50~1000 mm2/sの範囲に拡大された*。 
 製造に関してA重油は少し重めの軽油留分に残留炭素分を含む重質分あるいは重質芳香族分を少量添加して作られており, またC重油は原油の沸点が300℃以上の留分を主原料として,これに粘度調節のため軽油留分を混合して製造されている。 重油の用途は,鉱工業用燃料の他,電力用燃料および業務・家電用燃料である。 
 C重油中には極性の強いアスファルテンおよびレジンがあり, これらが乳化性能を有して安定なW/O型エマルションを形成するので水分分離には十分な考慮が必要である。 
 (注)* 石油産業活性化センター(PEC)報告書「石油精製技術動向調査総括報告書」(上巻),p.518,p.534,(1995年3月).

(出典 石油学会ホームページ )