銀行員の用語集

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CDO(しーでぃーおー)とは

Collateralized Debt Obligationの略称で、日本語では債務担保証券。社債や貸出債権(ローン)などの資産を担保として発行される資産担保証券の一種で、証券化商品である。 

担保とする商品が債券または債券類似商品である場合はCBO、貸出債権の場合にはCLOと呼ばれる。CDOはCBOあるいはCLOのいずれか、またはその双方を包含する商品である。 

CDOは1980年代に米国で初めて発行され、日本においてもBIS規制対策として都市銀行が発行を開始。サブプライムローン問題の深刻化以降、発行残高は激減したが、日本証券業協会及び一般社団法人全国銀行協会の調べによると2016年度上半期(2016年4月~2016年9月)で470億円程度の発行金額となっている。

(出典 野村證券ホームページ)

 

債務担保証券(CDO:Collateralized Debt obligation)とは、資産担保証券(ABS)の一種で、発行の裏付けとされる資産が複数の社債や複数の企業向け貸付債権(ローン債権)である証券のことです。CDOのうち、発行の裏付けとされる資産が複数の社債である証券のことを債券担保証券(CBO:Collateralized Bond Obligation)、発行の裏付けとされる資産が複数の企業向け貸付債権(ローン債権)である証券のことをローン担保証券(CLO:Collateralized Loan Obligation)といいます。
数百の社債、あるいはローン債権をプールし、そのポートフォリオを裏付けに証券を発行する仕組みで、ポートフォリオからのキャッシュフローを原資として元利金の支払いが行われます。ポートフォリオからのキャッシュフローによる支払順位が優先される格付が高い証券と、その証券よりも支払順位が劣後する格付けが低い証券を作り分けることで、異なる選好を持つ投資家のニーズに合わせることも可能です。

ワンポイント
信用力の高い(デフォルトリスクの低い)順に、シニア債、メザニン債、劣後債と呼ばれています。

(出典 SMBC日興証券ホームページ)

 

英語表記「Collateralized Debt Obligation」の略で「債務担保証券」のこと。
社債や貸出債権(ローン)を裏付け資産として発行される資産担保証券(ABS)の一種で、証券化商品のひとつです。
証券化商品のうち最も安全な部分をシニア債(優先債)といい、最もリスクの高い部分をジュニア債(劣後債)、中間にあるものをメザニン債といいます。

(出典 大和証券ホームページ)

 

CDOはCollateralized Debt Obligationの略で、日本語では債務担保証券と訳されます。貸付債権(ローン)や債券などの資産を担保に発行される証券化商品を指します。担保が貸付債権の場合はCLO、債券の場合はCBOと呼ばれます。

CDOをリスクの度合いで分けると、低い順からシニア債・メザニン債・ジュニア債と分類できます。シニア債はローリスク・ローリターン、ジュニア債はハイリスク・ハイリターン、メザニン債はその中間と考えると分かりやすいでしょう。そのため、投資を行う際は「どれだけのリスクなら許容できるか」「どれだけのリターンが欲しいか」を考えて選びます。

CDOは1980年代にアメリカで発行され始め、その後ヨーロッパや日本にも広まり、2000年代には多くの金融機関や機関投資家が投資対象として選んだ商品でした。しかし、2007年に起こったサブプライムローン問題により、担保となっていたローンが破たんしました。そのためCDOの価値も暴落し、巨額の損失を出した金融機関や機関投資家も少なくありません。

(出典 岡三オンライン証券ホームページ)

 

社債や貸出債権(ローン)などから構成される資産を担保として発行されるABS(資産担保証券)の一種です。担保とする商品が債券または債券類似商品の場合はCBO(Collateralized Bond Obligation)とよばれます。

(出典 カブドットコム証券ホームページ)

 

Collateralized Debt Obligationの略で、「債務担保証券」と呼ばれています。社債やローン債権など様々な資産を担保として発行される証券化商品の一種で、担保となる資産の組み合わせにより、シニア債(安全性は高いが、利回りは低い)、メザニン債(シニア債とジュニア債の中間ぐらい)、劣後債(安全性は低いが、利回りは高い)といった優先劣後構造を持つ商品を自由に組成することができます。2007年に米国から始まったサブプライムローン問題では、担保となっていたローン債権が多く破綻したため、機関投資家が積極的に購入していた高格付けのCDOも毀損し、世界中の多くの金融機関が巨額の損失を計上する結果となりました。

(出典 三菱UFJ国際投信ホームページ)

 

サブプライムローンは多くの場合ABS(資産担保証券)に証券化されます。その格付けはBBB格が大勢を占めます。同格付けのままでは、多くの投資家の資金を集めることはできません。そこで、ABS組成者はCDOという手法を使い、同格付けを高めることを通して、投資家から多くの資金を集めているのです。
CDOを簡単に言うと、担保となるローン債権毎に支払い優先順位や保証を付けることにより、ローンのリスクを再評価し、AAA(シニア)~格付無し(メザニン)に区分した上で、それらを束ねて証券化することです。そうして、組成者は証券化されたABS CDOを銀行やヘッジファンド等の投資家に売却します。ヘッジファンド等は、収益向上を図るために、ABS CDO等を担保にした資産担保コマーシャルペーパー(ABCP)を通して、外部資金を調達し、少ない元本で数倍~数十倍の資産の運用を行なっていました。このことを専門用語でレバレッジを高めるといいます。 CDO投資を通じたサブプライム問題の本質はここにあったのです。
レバレッジを高めた投資は、住宅価格が上昇し、返済が順調であれば問題はないのですが、現在は、サブプライム問題の拡大から、レバレッジを使ったスキームが急激に逆回転を始めました。つまり、担保資産の価格下落に加えて、資金調達時の担保資産の掛け目が悪化したことにより、保有資産を売却しないと資金繰りが困難な状態となってしまったわけです。資産を売却したくても、ABS CDOの流動性は高くないうえに、時価評価の基準となる適正価格が不透明であり、売却ができなくなっています。

(出典 ニッセイアセットマネジメント

金融市場NOW サブプライム問題の深化はレバレッジとCDO(債務担保証券)が主導
2007年08月31日号)

 

金融機関の有する企業向け貸出債権を証券化したものをCLOという。金融機関にとっては、貸出債権のオフバランスの手段となりうる。同様に、企業の発行した債券を証券化したものをCBO (Collateralized Bond Obligation)といい、CBOとCLOを総称してCDO(Collateralized Debt Obligation)という。

(出典 日本政策投資銀行ホームページ)

 

CDOとはCollateralized Dept Obligationの略で、債務担保証券のことを指します。ローンや債券などをから構成される資産を担保とした証券化商品で資産担保証券のひとつです。その担保がローンのみの場合はCLOと呼ばれ、債権や債券類似商品で構成されているときはCBOと呼ばれます。CDOは1980年代に米国で初めて発売され、その後日本や欧州でも発行が拡大し、2000年代には機関投資家にも人気になりました。

(出典 東海東京証券ホームページ)