銀行員の用語集

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資本準備金とは

資本準備金とは法定準備金のひとつで、株主から払い込まれた金額のうち、資本金に組み入れなかった金額の累積を指します。貸借対照表上においては、資本準備金は純資産の部の資本剰余金であり、利益準備金とともに法定準備金を構成します。会社が株式を発行する際には、株式発行は原則的に資本金となりますが2分の1を資本準備金とすることができ、法定準備金が資本の4分の1を超えるときは、資本剰余金に振り替えることが出来ます。

(出典 東海東京証券ホームページ)

 

株式発行によって得た株主からの出資金のうち、資本金にしなかった残りの部分のことをいいます。
株主からの出資金のうち、一部が資本金に、残りが資本準備金になります。出資金のうち、いくらを資本金にして、いくらを資本準備金にするかは株式会社側で決めることができますが、資本準備金にできる金額の上限が会社法で決められており、出資金の2分の1を超えない額までとなっています。(出資金の半分以上を資本金に、残りを資本準備金にします。)資本準備金は、会社法によって積み立てることが定められています。

(出典 カブドットコム証券ホームページ)

 

法定準備金のひとつで、利益準備金とともに会社法で企業が積み立てることを義務付けられているお金のこと。
株式の発行で株主から取得した金額のうち、資本金に組み入れられなかった残りの金額です。いくらを資本金にして、いくらを資本準備金にするかは会社側で決められますが、資本準備金は2分の1を超えない額と会社法で定められています。

(出典 大和証券ホームページ)

 

今回は資本金と資本剰余金の違いについてです。資本金は知っているけれど、資本剰余金はよく知らないという方もこの機会にざっくりと資本剰余金ってこんなものという理解をしていただきたいと思います。

資本金とは、株式会社の設立や株式の発行をした際に、株主が払い込んだお金のことです。しかし、株主が払い込んだお金が全額資本金となるかというとそうではありません。詳細は会社法の規定によりますが、株主が払い込んだお金の内、1/2までは資本金とは別に資本準備金(例えば、株主からの払い込みが100であれば50までは資本準備金)とすることができます。資本準備金は、当面は資本金ではないけれどもいざとなった時には資本金へ振り返るリソースにもなります。

会社法上の違いはあるにせよ、実務上、資本金と資本準備金の違いはそれほど意識する必要は無いと思われます。会社の債権者保護の観点からは、一般的には資本金は大きい方が会社は倒産しにくく、より安全性は増します。一方で、資本金の額を基準として課される税金(均等割り、外形標準課税、消費税の取り扱い等)の存在や外部会計監査の義務の負担などを考慮すると、会社としては不必要に資本金の額を大きくするのも得策とは言えません。資本準備金は、債権者保護とコスト負担の折衷案の産物と言えるかも知れません。

さて、貸借対照表(B/S)では、資本剰余金には「資本準備金」と「その他資本剰余金」が含まれます。「剰余」とは、余分、バッファーと言う意味です。つまり、資本剰余金は「資本としての性格を持った余りのお金」という意味です。会計では、会社が事業活動によって生みだしたお金(利益)か、株主からの出資などの資本取引から得たお金かは明確に区分されます(資本取引損益取引区分の原則)。すなわち、利益から得られた「利益剰余金」とは異なり、資本取引から発生した剰余金という意味で資本剰余金と表示されます。資本準備金以外の資本剰余金(その他資本剰余金)を例示すると以下になります。

・資本準備金の取り崩し額
・自己株式処分差額(自己株式を譲渡した際の差損益)
・組織再編における増加資本のうち、資本金や資本準備金に組み入れなかった金額

資本金や資本準備金は配当原資にはできませんが、その他資本剰余金は配当金とすることが認められています。この点が、資本準備金とその他資本剰余金の大きな違いであり、「剰余金」とされる所以とも言えるでしょう。

(出典 GLOBIS知見録 2016.08.09資本金と資本準備金と資本剰余金の違いって何?)

 

法定準備金の一つ。
原則、株式の発行価額は、資本金とされるが、企業は、発行価額の2分の1を資本準備金とすることができる。法定準備金が、資本の4分の1を超えるときは、資本準備金を資本剰余金に振り替えることができる。

(出典 野村證券ホームページ)

 

資本剰余金とは、株主などからの出資額(または負担額)のうち資本金に組み入れられなかった部分等であり、資本金とともに企業内に維持または拘束されるものです。資本準備金及びその他資本剰余金などがあります。

(出典 : (社)生命保険協会発行「生命保険会社のディスクロージャー虎の巻2007年版」)